長男が在籍している専門学校は2年過程なので、学生でいられるのもあと1年ちょっと。
コロナ禍で先のことはわかりませんが、予定では社会人となり仕事をしていくことになります。
発達障害と診断されてどうなることかと思ったけれど、なんとか人並みについていけるようになってきたかな。
長男の場合は、障害枠ではなく一般就労を目指す予定。

障害枠だったら自宅やグループホームから通える場所など、ある程度親の目の届く範囲に職場がある場合が多いけど、一般就労だと普通の人と同じ扱いなため、配属先が県外・市外になる可能性もあります。
私の目の届かない場所で仕事をすることも大いにあり得るので、ひとり暮らしの練習など対策が必要です。
卒業までの1年ちょっとの間、少しずつでも自立する方法を伝えていけたらな~と思っています。
大雪対策。通えないことを考えて宿を予約
先日、九州に大雪が降りました。天気予報で1週間前から寒気がやってくるのはわかっていたし、雪が降ると道路が凍結して学校にいけないかもしれない。
高速バスで遠距離通学している長男と雪が降って学校にたどり着けなかったらどうしようという話になり、ひとつの案として学校の近くのホテルに1泊するという案を出しました。
雪が降って学校が休校する可能性もあったけど、休校するかどうかはその時にならないとわからない。
パパさんは「宿をとるなんてもったいない!どんなことをしてでも帰ってこい」と言っていたけど、雪に備えて宿をとるのも手段のひとつ。
高速バスが厳しそうだったら、手出しにはなるけどJRを使うという手段もあり。
パパさんのアドバイスは、高速バスの定期があるのだから高速バスで行けるところまで行ってみてダメだったら学校に連絡。
→この場合、途中で身動きが取れなくなり、帰れなくなる場合もあり。
パパさん的には高速バスの定期があるので「無駄な出費をしない範囲で」というのが一番のテーマだそう。実際に大雨のときに途中でバスが動けなくなり、大変な思いをして帰ってきたということもありました。
パパさんくらいの年齢になり、いろんな人生経験のなかで「ある程度のパフォーマンスを見せて”無理でした~”と会社にアピール」できるような知恵がつけばそれもありだけど。
長男の目標は「学校に行く」ことが一番大切で、これから経験を積んでいく段階のときに実現不可能にちかい選択肢は、発達障害児にはダメージが大きすぎる。
私としては、多少の出費があっても「学校に行く」という目標を達成できるような選択肢を選ばせてあげたい。
結局、ホテル1泊を選んだわけですが、その日は昼から雪が積もりだして、高速バスは運航できず。家に帰れないパターンでした。
翌日学校に行けるかどうかよりも、当日帰れるかどうかでした。
なので、泊まるという選択肢は正解だったかな。
この時期に親としてできること
選択が正しいかどうかは、やってみないとわからないことが多いですよね。
私だってその選択肢は正しいかどうか聞かれても、正解はわからないです^^;
なので
アドバイスはするけど、いくつか選択肢を見せて、本人に選ばせようとしています。
それが「ん?違うんじゃない?」と思うようなことだったとしても、多少の失敗で収まる範囲だったら、やらせてみようと思っています。
「命にかかわること」とか「人に迷惑をかけること」とかそういうときは全力で止めるけどね。
多少の出費とか多少の遠回りくらいだったら、それは勉強代だと思って。
やってみてうまくいかなかったら、少し戻って別の道を選ぶ…なぁんてことも経験のうちだからね。
発達障害児は、経験したこともないような場面では身動きできなくなって固まっちゃうことが多いです。
似たような場面を経験していたら、ちょっと試してみよっか、ということになります。
そういう引き出しを今のうちにたくさん作っておいたら、困った場面でも少しずつ前に進めるんじゃないかと思うんですよねー。
そろそろインターンシップの話が出始めてて、コロナの影響で実習ができるかどうかはわからないけど、会社説明会など「参加したいんだけど、いいか?」というようなLINEがよく来ます。
本人の中では参加しようと決めてるみたいですが、「とりあえず予定を伝えとくね!」という感じかな。
クラスメートたちが、まったりしている中で積極的に動いているようです。
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