発達障害の親ですが、4月から私、仕事を始めることにしました。
結婚して以来、ずーっと専業主婦だったので、十ン年ぶりに働きに出ます。
働くつもりはなかったんだけど、ちょっとした縁があってね。
面白そうなお仕事だったので引き受けることにしたんだ~(笑)
「仕事しよっかなー」と思えたのは、子どもたちの成長があったからこそ。
子どもたちに感謝です。
目次
発達障害の子どもを育てながら仕事するって実は大変
知り合いの発達障害児を持つ母親の中にも、お仕事している人はいます。
でも、現実は厳しい。
実家の親に半分面倒を見てもらうとかサポートの人が近くにいないと、難しいのかなぁと思います。
私も今まで仕事に出ずに在宅でやっていたのは、子どもたちが心配だったから。
わが家の子どもたちは、まったりしていて喧嘩したりとか人に迷惑はかけないタイプ。
ただし、環境の変化や疲れがたまると体調を崩しやすい。
また、不器用だからケガも多い。
それが心配で家に居ることを選んだって感じ。
最近では、学童や放課後デイサービスなどの支援サービスも充実してきたから、ほかの人に見てもらいながら仕事をするという選択肢も増えてきたような気がします。
わが家の子供たちが小さい頃は、まだそういうサービスもできつつあるという過渡期だったので、「預ける」という選択肢がありませんでした。
発達障害児を育てるにはお金がかかります
発達障害児を育てるって、意外にお金がかかるんですよね。
知的障害がある発達障害児は、療育手帳もあるし障害の度合いによっては特別児童手当ももらえます。
昔から支援サービスも行き届いています。
それに対して、知的障害のない発達障害児は、特別児童手当などもなく、カウンセリングや療育にかかる費用は全部家計にかかってきます。
だから少しでも働いて資金が欲しいのです。でも仕事で家を空けることで子どもが不安になったり、トラブル起こしたりすると、心配で仕事にも出られない・・・そんな人が多いです。
自立を考えて、親がいない時間を作ることにした
わが家の場合、今すごくいい感じなんです。
長男も高校生になって、ぐっと落ち着きました。アルバイトもして、お金稼いで、無駄遣いすることもなく堅実に暮らしています。
ただ、私が家に居ることでいまだに甘えているのかなってところがあります。
「忘れ物した~。駅まで○○持ってきて」とかlineが入りますもん。
家に居ると、思わず反応して持って行ってしまうので、「もしかして私が居ない方がしっかりするのかな~」ってちょっと思ったりして。
ちょうどいいタイミングでお仕事の話をもらったので、週のうちの何日か、家を空けることにしようと思って。
仕事先には、子どもたちの事情も伝えてあるので、万が一の時には代わってもらえるようにお願いはしてあります。でも、極力自分の担当は自分で受けもつつもり。忘れ物は自分たちで考えてもらいましょ。
自分のことは自分で
ここ数年、長男にはどんな就労があるんだろうと思って、いろいろ勉強しているところです。
現在の長男の様子を見る限り、障害枠ではなく、普通の人として専門学校に進学後一般就労になるんじゃないかと思います。
社会に出る前に就労移行支援事業所を経由する方法もあるけど、もしかしたら必要ないかもしれない。そうなると「限りなく普通の人」として社会にでることになります。
一般就労だと配属先は遠方になるかもしれないから、「自立」「一人暮らし」ってことも考えないといけないなぁと思っているところ。
とりあえず、「自分のことは自分でする」というところから始めようと思っています。
子育てひと筋の生活から、自分の時間が持てるように
今まで子どもたち中心に暮らしてきたけど、そろそろ自分の好きなことも初めていいんじゃないかって、やっと最近思えてきたんですよね~。
子どもたちも思春期にはいって、べったり付きまとわれるのは嫌みたいだし、私も好きなことをするためには資金が必要だし、少し働いてお小遣いがもらえると、ちょっぴり幸せになるでしょ。
子供の成長とともに、それぞれ自分の道を進んでもいいのかな…って最近思ってます
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