発達障害児に手伝いを頼むときは、結果ではなく行動を褒めて

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生活スキル

長男も高校2年生。自立というゴールが見えてきました…というか、これで終わりではないですけどね。大きな目標が目の前に迫ってきて、これでうまくいけば、ちょっとホッとするかなという感じ。

トモの場合は2年間、専門学校に行くと決めているので、残りの3年間しっかり必要なことは教えていかなくちゃ。

ずいぶんしっかりはしてきたんだけど、細かいところが雑というか、ひとり暮しすると困るだろうなーというところばたくさんあるので、ここからは少しずつ穴を埋めていこうかなと思っているところ。

例えていうなら目の荒すぎるザル(笑)。目が荒すぎて、歩くたびにポロッポロッ落ちそうなので、少しずつ穴を縮めて取りこぼしのないようにしないとね。

で、どうするかというと日々の生活に参加してもらってお手伝いをするのがいいのかなと。

で、昨日タイミングよく台所に来たので、春雨スープを取り分けるように頼んだんですよ。

春雨スープって意外と注ぎにくい。春雨がピロンピロンしているので、汁がこぼれちゃうし。

ま、こぼれても後でティッシュや台拭きで拭けばいいんです。ついでにいうと、お椀も拭いてくれれば完璧!

なんですが、注ぎ分けた直後にパパさんが来て

「なんだこれは!びしょびしょやないか!」

「こんなんで○○の仕事できるのか~」

みたいな感じになって、「あ~あ」と思っちゃいました。

 

とりあえずさせてみて、失敗したら、そこからどうしたらいいか考えさせるつもりだったのに。

先に注意しちゃったから、当分しばらくやってくれそうにないなぁ。

もうね、お手伝いは5回1セットだと思っているんだから。初回はまず「手伝いするよ」の気持ちだけで十分なんだけど。5回もやればそれなりになるんだから。

それを1回で、しかも前もって何も言わずに100点満点なんて、無理だと思っていたほうがいい。予想以上にできたらうれしいことだし、できなくても「次がんばろ」と思えたらいい。

「手伝ってくれる?」って言葉かける前に、いろんな事考えているんだから、一発で台無しになるようなこと言わないで欲しいなぁ。

どーしてもパパさんは、失敗したらとことん追求してやろうという気持ちが見えるよね。

「教えてないんだから、間違って当たり前」という私と「教えられなくても、もう高校生なんだから出来て当然」というパパさんとでは、考え方が全然違うんだよねぇ。

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